スパーズの最近とデンジャラス・シューティング・ラインナップ
スパーズはホームでLALに最後に勝ったくらいから勢いがすごい。
ツイートもしたけど、改めて
12/22現在、
3PT% リーグ1位
FT% 1位
ファウルの少なさ pp/100 1位
ターンオーバーの少なさ pp/100 1位
AST/TO 1位
オフェンス効率 5位
しかも試合数(33試合)はNBA4位の多さでウエストではペリカンズとジャズと同率で1位。大変なスケジュール。
オフェンス効率に関しては、11/18からNBAでずっと1位。まあこれは色々思うところはありますが。
問題のディフェンス効率も一次29位まで落ちていたものが19位にまで上がっている。ディフェンスの改善、これは点数にも、ただ試合を見ているだけでもわかる。ベルタンズがかっこいいことを言っていたので紹介しようと思ったけどソースを失念。なんか、全員がやるべきことをやり、お互いを信頼しているからディフェンスが向上している、という内容だったと思います。ウィギンスも今日のスパーズのディフェンスを称賛していた。
ウィギンス「フロアのどこにいても、彼らはチームとしてプレイしていた。チームディフェンスだ。彼らはお互いに助け合っていたんだ、今日の敗因はそれだ。」
Andrew Wiggins on #Spurs: "On both sides of the floor, they played together. Team defense. They're helping each other, that's the main thing."
— Tom Orsborn (@tom_orsborn) 2018年12月22日
ここ8試合だけ見ると、なんとオフェンス効率もディフェンス効率、どちらもリーグ一位という意味がわからない結果に。大敗が続いていた時にはこんなことは予想もしなかった。けど調子が悪い時もTO%とかFT%は高い水準を保っていたのを見ていたので、選手がチームをしっかり信頼していた証拠だと思って見てました。言ったもんがち。時間はかかってもコーチのことを信じた選手たちの勝ちですね。少しでも疑ったのを反省。まだシーズン半分以上残ってるからわからないけど。
個人スタッツでは、3PT%で、
リーグ1位 ベルタンズ
7位 ルディ・ゲイ(ちょっと落ちた)
18位 フォーブス
27位 ミルズ
という好成績。ここには入らないけど最近のベリネリもやばい。
個人的に試合を見ていて面白いのは、2Q序盤に起用されるアレ。フォーブス、ミルズ、ホワイトのうち2人とベリネリ、ベルタンズ、パートルの超シューティングラインナップ。これはプレシーズンからちょっとだけ起用していたので最初から構想内だったんだと思うけど、早めのペースから3PTを降らせるこのラインナップは見ていて面白い。ハマれば超火力。実際スタッツだけみると、オフェンス効率がバカ高い。写真は4人ラインナップの時のオフェンス効率1位と2位。
もう少しデータが蓄積したらプラスマイナス等見たいと思っています。こう書くとすごいチーム、戦術のように思えますが、実際シュート入らなかったらやばい。クリエイトできる人材が全くいない。ランドかショーンが、「Its dangerous, dangerous lineup.」と言っていたけれど、ディフェンスが良いわけでもなく長時間起用するのは本当に危ないと思います。実際ポポヴィッチもそれをよく分かっていて、オフェンスが少しでも停滞したり、ミスが出たりするとすぐにデローザンを投入している。うまくいけばオルドリッジ、ゲイ、デローザン三人休めるからとてもありがたいけど、ポポヴィッチは危ない橋は渡らない。ただ当たった時の火力はものすごく、MIN戦もORL戦も2Qのこのラインナップで点差を離していて見ていて面白いです。パスめっちゃ回るもん。これが「デ(ンジャラ)ス・ラインナップ」というやつです。